【民進党】『女性活躍』だから蓮舫 代表でいいのか ?

 

 

 

 

 


民進党代表選は現・執行部の蓮舫氏に支持が広がっている。党内の推薦人20名を確保できず選挙戦を「断念」した過去など感じさせない「有力候補」だが懸念材料は暇に尽きない。


第一に蓮舫氏は行政刷新相を務めており、この点、ひいき目にも「民主党の責任」と一体といえる。公務員制度改革を訴え、あれよと内閣の座についた民主党は、総人件費の一律削減に加え、マニフェストの項目として掲げたのが天下り制限だった。果たして これを斡旋する方向へ後退させてしまっている。

 

第二に参院議員である蓮舫氏は広大な選挙区を扱っている(東京都)。先の参院選社民党の政党ポスターは「顔なし」だったが、こうしなければいけなかった理由がある。党首が沖縄から北海道までを含む「全国区」の候補者だったからだ。公職選挙法により、候補者あたりのポスター枚数が決められているため生じた光景である。憲政史上、参院議員の内閣総理大臣は選出に至っていない。

 


第三に 野党4党の「共同」を前に進める資質だ。宣伝役を担う「シールズ」が活動休止を発表したことで、彼らが部分であった政治団体「市民連合」の それも訴求力に難がみられてくるだろう。また、旧維新グループが水面下で議論していた生活の党との合併も破談になるので、この「共同」を蓮舫氏は 動かすことができるのだろうか。