東京都知事選 情勢調査

 

 

 

 

 

 

東京都知事選 最新情勢調査(参考レベル)

 

 

 

 

 

 

 

増田寛也氏(64)

 

 

 


自公こ が推薦する増田寛也氏(無所属)は自民支持層から6割強の支持を得て、組織の引き締めを図りたい考えだ。推薦をした「こころ」支持層を まとめきれず、自公以外の広がりは 現在のところみられない。

 

世代別では、「60代・女性」、「70代・男性」、「70代・女性」の各層で それぞれ比較的 多くの支持があつまっ っている。都心部を練り歩くスタイルが功を奏したか、選挙戦につれ、知名度が乏しかった「20代・男性」にも浸透してきた。

 

地域別では、多摩地域、世田谷区、板橋区などで 対立候補の猛追をうけ やや苦戦を強いられている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小池百合子氏(64)

 

 


小池百合子氏(無所属)は自民支持層の3割強を固めた。無党派層では増田氏をダブルスコアで上回っている。また、都議会に 1名の会派をもつ「維新」の支持層も6割程度が小池氏を支持しており、いわゆる「第三極」を志向する有権者の受け皿になっているもようだ。


無党派層の全体では、選挙期間中に公約を発表した鳥越氏と激しく競っている。ほぼ全年代で小池氏が 優勢だが、「40代」、「50代」では 互角の戦いとなっている。ニュース番組で都知事選の情報量が減ったことも一因か。世代別の支持層が対立する上杉隆氏(無所属)と重なっている。

今後は23区外でも「輝く女性」をアピールし、与党支持層に訴える方針。幅広い支持に期待する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鳥越俊太郎氏(76)

 

  


野党4党が推薦する鳥越俊太郎氏(無所属)は公約発表を機に増田氏との接戦を頭一つ抜けた模様だ。民進支持層の8割強を固めた。社民支持層は9割に及んでおり、選挙戦では、参院選で野党4党の候補者が乗った街宣車を「再利用」する。

 

世代別では、「40代」、「50代」で比較的 優勢となっているほか、「30代・男性」の支持が広がりつつある。

 

無党派層でも小池氏を必死に追い上げ、4割台がみえてきた。「18歳・19歳」、「20代」では野党4党支持層以外の支持の動きが 欠けている。


鳥越氏の陣営は、平和安全法制に反対する著名人を演説に駆り出すことで「国政対立」を都知事選の争点にしたい意向だ。