【参院選】4党党首 訴えダイジェスト

 

 

 

 

 

 


主要政党の締めくくり演説を ご紹介したい。選挙戦で党首が「目立って述べてこなかった」内容となる。

 

 

 

 

共産党志位和夫委員長

 

富裕層、大金持ちの税逃れ。株取引などへの税金が軽い。欧米に比べても特別軽いんです。そのために、所得1億円を超えますと、金持ちになればなるほど税率が下がっちゃう。これも誰がどう考えてもおかしいですよね。皆さん、アベノミクスで大もうけした富裕層には応分の負担を求めていこうではありませんか/共産党のプランでは、1億円を超えた方が対象ですので、全国でだいたい1万人ぐらいですから、どうかご安心ください。これで3兆円出てまいります〉(7月9日「産経ニュース」)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

公明党山口那津男代表

 

〈3分の2を取らせないか、3分の1に甘んじるか。これは今回の選挙の勝敗ラインの話に過ぎない。最初から「3分の1で結構です」と、半分以上取る気がない。そういう民進党共産党にこれからの政治を委ねられるはずがないではないか!/憲法9条を心配する人がいる。しかし、安倍首相自身が「憲法9条の改正は、国民の理解を得られていない」と何度も言っている。自民党の高村(正彦)副総裁は「今の時点で憲法9条の改正、見通しはゼロ」。そう言っているではないか〉(同)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自民党安倍晋三総裁

 

〈皆さん。テレビの討論会で共産党の政策責任者が自衛隊の予算は人殺しの予算だと言った。とんでもない侮辱であります。世界中で大きな政党の代表がこんなことを言ったら即辞任なんですよ/おそらく自衛隊にも家族が子供たちがいる。家族や子供たちはとても悲しい思いをしたと思う。でもいろいろなところで志位さんや岡田さんが一緒に並んで街頭演説をしているけれども一回も謝罪の言葉がない。とんでもないじゃありませんか。こんな人たちに私たちは日本の未来を任せるわけにはいかないんです〉(同)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

民進党岡田克也代表

 

〈赤字を生み出して、公共事業予算をどんどん増やしていく。だけど日本の潜在成長力は上がらない。円安・株高ももう限界ですよね。いまや円高になってきました。輸出関連企業だって今、大変ですよ。あのトヨタ自動車だって昨年、最高益あげたけれども、今年は4割利益が減ると言っています。だから今、経済政策の転換必要なんです。私たちに、国民一人一人が安心して生活できる、そういう経済政策をやらせてもらいたいんです〉(同)