【辞職確定】舛添要一 AI説を検証する

 

 

 

 

 

 

『セコイ』と指摘されながらいまだ都知事職に留まる。マスゾエ流にいえば こうした行動こそ「トップリーダー」たる者なのだろう。

 

〈東京都の舛添要一知事の政治資金「公私混同」問題で、都議会自民党は14日、舛添氏の不信任決議案を提出することを決めた。都議会の全会派が不信任に賛同しており、不信任案が成立する〉(6月14日「産経ニュース」)

 

舛添要一氏を都知事選で担いだ「製造者責任」を有する都議会・自公。両会派が不信任案提出に舵を切ったことによって年収2000万円の出荷品は かくしてリコール品(回収)となる見通しだ。

 

支持率ならぬ不支持率が「100%」を超す。曰く付きのリコール品・マスゾエだが、この騒動は、歴史上、散々 繰り広げてきた都議会の攻防では なかったといえる。いま、私たちがニュースの画面や新聞紙面で見聞きしている攻防は、あまりにスケールが大きい『VS1000万都民』との一大試合なのである。

 

各国の「トップリーダー」と都市間外交を行えうる「都知事職」を 手放したくない。舛添要一氏ならずとも、この蜜を我がものとする考え は えてして「セコイ」とは呼べないだろう。奉仕をすべき『都民の怒り』から身を囲ってもらうのは現職にかぎるのだ。

 

そもそも舛添要一氏に地盤は ない。
九州の片田舎からテレビの討論番組で名の知れる国際政治学、参院議員、与党の首相候補、ミニ政党 党首、はては都知事となった舛添要一氏を ここまで『セコサ街道』を走らせたのは 無党派層の支持だった。その燃料が 火花をチラしているのであるが、都議会幹部に対し辞職をしない旨を述べている。

 

 

そこで、巷で噂に なっているというものが『舛添要一 AI(人工知能)説』。かつてテレビ番組で共演したジャーナリスト・田原総一郎氏によると、「国際政治についての見識があった」というが それもAIなら合点がいく。

 

政治資金収支報告書の問題も、あらかじめ何者かが「“合法的”に税金生活する」といったプログラミングを書き込み、「本体」の舛添要一氏は そのプログラミングに従ったにすぎないのだ。事実、依頼した第三者の弁護士は「不適切だが違法ではない」と調査報告書で結論づけており、その グレーゾーンを“精査する”機能は相当程度 高いとみられる。

 

「第三者」「精査」を数百回、連呼した定例記者会見での音声機能は、生身の人間でないのだから正常である。ソフトが「疑惑を訊かれたら こう答えろ」と プログラミングされ、「本体」は オートマチックに ただただ、ひたすらに その指示内容を繰り返すしか術はなかったのだ。

 

で、リコール品・マスゾエをプログラミングしたのは一体誰か。