【再掲】ジャニーズファンよ、現役メンバーの「怒り」を どう聞く!?

 

 

 

 

 

 

 

 


日本のアイドルは政治的発言を控える。


まことしやかに囁かれる芸能界の「掟」であるが、近年はジャニーズの嵐・櫻井翔が報道番組のサブ・キャスターに起用され、社会問題についてコメントするなど、ゆるやかだが その政治的な それを聴く日が増えている。


「A党の公約とかマジでハンパなくヤバいっす!」と叫ぶアイドル。ありえないが、つきつめるところA党支持者だと明らかにすれば 途端に「B党員ファン」は「何スカ、それ」だ。逆もまたしかりである。「B党・党首さ、イケてんじゃねぇ?」。ありえないが、推薦しようものなら「A党員ファン」も それにこたえ「は?うぜーし」と述べつつコンサートを 訪れなくなる。つまり、アイドルが政治的 発言を控える最大の表の事情はその商業主義だ。

 

日本ならではの裏事情もある。出演するテレビは放送法で「政治的公平性の担保」が要請されており、音楽やバラエティ・ショーで「A党」「B党」のワードは基本、禁句となっている。もっとも、NHKすら政治討論番組を流すわけたがら「政治的」を控えるという「掟」は あくまで自主的な番組編成であり、また構成だ。

 


そして、商業主義や放送法といった周縁より はるかにアイドルに響くのが、「非日常の否定」となる。居酒屋では、サラリーマン同士が与野党の攻防を「しょうもねぇな、こいつらは」と散々なまでに けちょんけちょん だ。政治的はサラリーマン居酒屋談義の花、そうした「日常」を超越する花が アイドルなのである。

 


現役時代は花を まとったアイドルもわやがて還暦を迎えるにつれ「政治的」を帯びる。コンサートや街頭演説で反原発を訴求するようになったアイドルが沢田研二 その人である。この男の「政治的」は政治家さえ顔負けという。3.11以降は市民団体に対し、彼らのために署名活動のスペースを無償で与えているのだ。

 

 

しかし、現役時代ともなれば事務所やテレビ局、所属メンバーといった各方面のステークホルダーがおり、よもや反原発であっても そうした政治的主張を控えるのが「掟」だ。では、「掟」の頂点・ジャニーズのメンバーが それを破り、アメリガ空軍の行為を批判していたとしたら。
本ブログは 匿名を条件に ジャニーズ現役メンバーの『戦争反対』をお伝えしようと思う。

 

声の宿主はCD売上がジャニーズ・5位にランクインする某グループである。
中東で無人偵察機(ドローン)を操作するアメリガ空軍兵士が ヘラヘラ&ふしだら だったというスキャンダル映像(画面映像+声)を見てしまった アイドルは、怒りを露わにした。

 

「こいつさぁ、自分の手で やれよ!」