【沖縄県議選】翁長知事 県政与党が過半数 19人擁立の自民を続々破り










沖縄県議会選(定数48)は5日 投開票され、県知事の翁長雄志氏を支持する県政与党が過半数を維持した。


〈告示前は47議席(欠員1)のうち、与党24、中立9(議長を含む)、野党14。6日午前1時までに判明した当選者のうち、朝日新聞の事前アンケートに県政への立場を「与党」と答えた人は26人と半数を超え、「野党」「中立」の20人を引き離した。/1月の宜野湾市長選で翁長氏が支援した新顔が政権に近い現職に敗れるなど、翁長氏の求心力低下を指摘する声もあった。ただ、県議選の告示前にうるま市の女性の遺体を遺棄した容疑で、元米海兵隊員で軍属の男が逮捕される事件が発生。反基地感情の高まりが、翁長氏や与党への支持につながったと言える。/県選挙管理委員会によると、投票率は53・31%(前回52・49%)、当日有権者数は105万5878人だった。〉(6月6日「朝日新聞デジタル」)


沖縄県政は 「諸派」とされる地域政党が影響力を もつ。県政非野党系の社大党や結会は 今回の県議選で 議席勢力を維持、あるいは 増やした。


県政与党を過半数割れに追い込むべく19人を擁立した自民党は、混戦の那覇市選挙区で次点が約6500票を得ており、いうならば「背中を拝す」だった。組織票を敵配するべきだったのである。


宜野湾市の敗北を 取り戻した、そんな翁長雄志氏の 笑い声が聞こえる。