【再掲】和田アキ子がケンカする相手は表現の自由だ














「事件」は 年の瀬も迫った、2014年12月−
HがMCを務める特番ゲストに迎えられ、スタジオ入りした折だった。
大手芸能事務所が用意した20代「聴衆」がシラケ〜。この接待ぶりに対し、芸能生活40周年目の女番長は 内心 アレレだったのだろう。
「わたし歓迎されてないわけ?帰ろうか?ねえ、帰ろうか?」を繰り出す始末。

この一件、プロデューサーが和田アキ子に平謝りして収束に向かったが、局内で「相当やっかいな問題」である。




歴代マネージャーの一人・小林莆氏は現在、芸能プロダクション『ティアンドケイミュージック』代表取締役社長だ。同社によると、所属タレントには 坂本冬美森山愛子ら著名な歌手がおり、さぞかし儲かっていることだろう。NHKにしてみれば「坂本冬美」は要るけど「和田アキ子」は要らない歌い手だ。しかし、「元マネージャー」の顔色は むやみに逆らえない。



和田 本人曰く、マネージャーは次の人物しか なり得なかったという。




「マネージャーは 男性。わたし、基本的にね、体育会系じゃないと合わないんです。もうダメ、礼儀がキッチリしてないと。合わずに数日で辞めた方も いますね」




では、「プロデューサーどこ!?」と威張り散らすのは そもそも「礼儀」の範疇なのか。


麻薬取締法違反容疑で逮捕された清原和博容疑者。彼が、仕掛け人役の『ドッキリ』で、引退寸前に追い込んだのが和田であった。


「ちょっとフジの◯◯と 話させて」


このトラブル などをうけ、フジテレビ上層部の名前を そらんじた和田。もちろん、◯◯は プロデューサを従える経営陣であることは言うまでもなく、サラリーマンで あれば 出世が閉ざされてしまう、半端ない圧力だ。これでは どうにもこうにもテレビが つまらないワケだ。