【都知事選】鳥越俊太郎氏は なぜ再擁立されたのか

 

 

 

 

 

 

東京都知事選にジャーナリストの鳥越俊太郎氏が立候補を表明した。

 

〈「出馬は昨日の夕方決めた。戦後70年、平和な時代を過ごしてきたのに、流れが変わってきた。日本全体の問題だが、東京都の問題でもある」/鳥越氏は12日、都内で記者会見し、自民などの「改憲勢力」が憲法改正発議に必要な「3分の2」に達した危機感から立候補を決めたと明かした。「戦争を知る世代の端くれとして都民に訴え、参院選と違う結果が出ればうれしい〉(7月12日「朝日新聞デジタル」)


民進党で「鳥越俊太郎」の名前があがっていたことを、インターネット上で、最初に直名したのが 本ブログである。

〈【都知事選】元NHK『クロ現』キャスター 国谷裕子氏 出馬へ調整か〉の配信日時は6月21日だった。


「知名度」「市民色」「非・政治家」

 

この3要件はタイトルにあった国谷裕子氏がふさわしい。女性票が有利な「輝く女性」であり、野党4党の担当者にとっても、担ぐに値する候補だった。


しかし、鳥越俊太郎氏は この3要件を合致している。

 

経産省幹部の古賀茂明氏が週刊誌で「新都知事の政見」を述べていた。先週にはそちらの擁立を目論んでいたことになる。

 

民進本部の擁立差し替えは、古賀茂明氏の持論である「公務員制度改革」に、連合を抱える民進執行部の拒絶感がみられたためであった。