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【参院選 改憲派2/3 】民主主義の後退だ

 

 

 

 

 

 

 

やはり情勢調査とは裏腹だった。

32の1人区で野党が当選するのは せいぜい4人+とする扱いのメディア論評だったが、投票箱の蓋を開けてみればいかがか。


11人が当選した。
与党が当選したのは21人だった。


このうち、「島根・鳥取」など、与党・自民党と業界団体の地盤が強い都道府県も存在するわけだから、「スウィング」しない固定席の府県をのぞくと  ほぼ「互角」と呼んでもよいのだろう。

 

ただし、複数区では野党が大量落選している点も見逃せない。改選3の埼玉、千葉、福岡で与党系が2/3を占めた。同4の神奈川にいたっては3/4だった。伝統的に「野党が無党派層の支持を集める」とされていた都市部が、今回の参院選では、与党単独過半数の勢力を与えるキーとなった。

 


首相の安倍晋三氏は衆院選2度、参院選2度、計4度も「信任」をうけとっている。選挙結果が微塵も変わらない。

 

フィーバーなき2/3は 政治の日常だ。

 

 

これは、OECD諸国では 日本くらいだろう。


一票の権利の行使によって、国民が政治を動かす。

「YES」か「NO」か

それが、首相の交代へ生じる結果とならなくとも、その「お灸」は外交、経済財政、社会保障への「スウィング」に対し、一定の影響力を確保する。

 


日本はOECD諸国のなかでは「開発国」になった、ということだろう。

 

「前へ進むか、過去へ戻るのか」

 

この争点からいうところの 民主主義の後退なのである。