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【都知事選】櫻井俊前総務次官が断念した全真相

 

 

 

 

 


1200万都民の上に立つ人物をめぐって「寝技」が繰り広げられている。


東京都知事選挙への立候補を表明している自民党小池百合子防衛大臣は、東京都内で記者団に対し、「『名誉ある撤退』は『不名誉な撤退』になる」と述べ、党からの推薦が得られない場合でも立候補する考えを示しました〉(7月2日NHKニュース)

 

自民都連は元総務大臣増田寛也氏を擁立する方向だが、「候補のおひとり」である元環境大臣小池百合子氏が除名をくらっても出る旨いきおい述べてしまったわけだからこれでは自公票が割れてしまう。数日前 元宮崎県知事の東国原英夫氏は、小池氏との元総務省事務次官櫻井俊氏の両氏が出馬すれば固定票200万が「3/7」に割れる考えを示している。都連が桜井氏擁立を断念する前の見方だ。この見方を提げ、おおよそ150万票程度を桜井氏の代替候補となった増田氏に当てる選挙を構えるといえる。もっとも、岩手県知事の歴任者は「知名度」で ずいぶん負けている。桜井氏以上に、だ。

 

大新聞を筆頭とするメディアは報じないものの、史上初めて、主要候補が与党、野党いずれから でるか わからないゴチャマゼとなっている。

自民が 小池氏を推せば民進は増田氏を推すとみられるからだ。「民進党内でも候補者の選択肢として名前が挙げられていたので、支援をしてもいいのではないか」とする声もある。自民が増田氏を推せばこんどは打って変わり小池氏を推す。(可能性がある)

一部には小池氏が民進幹事長・枝野幸男氏と密かに会談を行っていた、との情報もあり、会見の端々から野党「生活の党」の顔が浮かぶ。事態は「小池 対 増田」の構図で狭まっているが、桜井氏の件にも触れておきたい。

 

はじめは「政治とカネ」で辞任した前知事・舛添要一氏の後任選びは行政官が適している、との議論であがってきた名前だった。国民は「櫻井翔のパパ」として名がとおり、長らく通信行政に携わってきた経歴から、無党派の占める東京にとってなおさら重要なテレビ各局は賛美報道に走りやすい。

しかし、櫻井翔「嵐」は そんじゃそこらの大臣より はるかに影響力が あると断じてよいグループだ。櫻井俊氏の 知名度が「翔のパパ」を集票とするゆえジャニーズ事務所は絶対 難色を示す。たとえ、東京都知事という一国を動かすポリティカル・パワーを身内にもったところで、「ジャニーズの自民カラー」はファン離れにつながりかねない。櫻井翔の『NEWS ZERO』降板は もとより、ほかのジャニーズ・タレントも軒並み報道番組から消えざるをえない。ということは、数億円単位の「カネ」が泡ときす計算だ。「家族に迷惑が かかる」は そういう意味があるのだが、この点を 報じたメディアは たしか何社だったろう。