【再掲】梅宮辰夫と外国人

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俳優の梅宮辰夫は「ちょいワル・オヤジ」の色気 漂わせる日本芸能界きっての名男優。だが、逆らえない相手は愛娘だけではなかった。

先輩俳優『お別れ会』へ顔を出した梅宮が「囲み取材に応じない」アナウンスが取材陣に伝わったのは去る2月28日だった。「応じない」もナニも、いやはや、セレモニーを後にする梅宮は、歩行器を手に携え、足元がおボカないという衝撃的な姿だった。

マスコミ各社一部は その映像をカットせざるをえなかったという。週刊文春の報道によって かの歩行器「常備」も明らかになった名優に一体何が?

 

 

 

本ブログの「転ばぬ先の杖」となるスクープは「禁止用語」を連発した去年の梅宮だ。

 

 

 

 

 

「ウチの お袋は 昔の人間でね、家内(クラウディアさん)との婚約をなかなか 認めてくれなかったんです。『外国人と結婚するなら 縁を切る』とまで迫られましたよ。子供のことも あったのだと思う。『合挽きの子』と貶されるのが 可哀想だったのでしょう。時代が時代でしたから」

 

名優の口からくりでた『合挽き』発言、
コンプライアンスに 問題アリだろう。


〈古市氏は今年元日に放送されたフジテレビ系「ワイドナショー」に出演した際、共演したタレントのウエンツ瑛士に対し「ハーフって、なんで劣化するのが早いんでしょうね」などと発言。この発言にネット上で批判の声が噴出し、古市氏は自身のツイッターでウエンツと一緒に食事を楽しむ写真を公開することで仲の良さをアピールして火消しを図ったが、結果として火に油を注ぐ結果となっていた〉(『日刊スポーツ』WEB 3月6日付)

 

もう一度 書く。「劣化」など取るに足らない といった差別語「合挽き」が、ハーフの娘をもつ梅宮の口からくりでたのである。これこそ本ブログ独自のスクープである。ただし、「差別名優」のレッテル貼りをしたいわけではないので、梅宮の秘話も 併せてご紹介しよう。

 

現・夫人のクラウディアさん と結婚した梅宮だが、母親とは「絶縁状態」になった。なぜなら冒頭のとおり「外国人妻」には覆しがたい差別、偏見があったからである。


某日、梅宮の留守中、アポイントもせず自宅に尋ねてきた相手こそ「偏見主」梅宮ママだった。
クラウディアさんの証言を まとめる。「インターフォンが鳴って玄関を開けると、お母様が無言のまま家にあがってきた。靴を脱がないでズケズケと。台所のキッチンや冷蔵庫を勝手にのぞき、なか を確認して帰って行った。終始、無言だった」という。もちろん、伝え聞いた梅宮は抗議の意を込め、「突然、何だ!」と電話した。


以下、梅宮ママは こう返した。


「結婚は認めるわよ。心配だったけど、日本人の女 以上に『よくやってる』ことが わかったから。それを自分の目で確かめたかったのよ」

 

「いつも辰夫が世話に なってます」くらい声をかければいいのに。
靴を履きっぱなしにしてあがりむヒトに「日本人の女」アレコレ 御託を並べて欲しくない、が世間の常識だ。

外国人顔負けの「クレイジー」っぷりだろう。


ただし、とりあえずは脇に置こうではないか。なにしろ懸案だった「外国人差別」の黒光りが 梅宮ママから みるみる溶けていったのだから。