【独占スクープ!】テレビ東京系番組 スタッフが『日本人の人選』を告白

 

 

 

 

 

 

 

テレビ東京系『世界ナゼそこに?日本人〜知られざる波瀾万丈伝〜』(毎週月曜21:00)の人選が偏っているのではないか、する報道がトピックスだ。


週刊新潮』6月16日号は同局の社長宛に この件を問う『申入書』が送られていた事実をスクープし、その送り主を弁護士団体とした。


続いて、朝日新聞が 後追いで報道している。〈 テレビ東京の人気番組「世界ナゼそこに?日本人」で、世界平和統一家庭連合(旧・世界基督教統一神霊協会統一教会)の信者が不適切な形で多数回にわたり出演しているなどとして、全国霊感商法対策弁護士連絡会が先月、同局に事実関係や出演の経緯などについて回答するよう申し入れたことがわかった。局側は「きちんと取材した結果に基づいたもの」と回答している。/番組は、海外に渡って生活する日本人の姿を、その経緯やプロフィルなどとともに紹介する内容。申入書では、複数回の番組で出演者が信者であることなどを隠し、虚偽の事実を交えて物語を創作したと指摘。テレ東は今月8日、創作は一切ないと否定するとともに、「出演者を信教、信条によって差別することはない」と回答した。/テレ東広報部は朝日新聞の取材に、「取材の過程で信者だと把握して放送した回もあったが、番組内容に虚偽はない」と説明。連絡会の渡辺博弁護士は「回答には納得できず、直接訪れて再度申し入れる。放送倫理・番組向上機構BPO)に対しても今後どう訴えていくか協議したい」と話した。〉(6月10日「朝日新聞デジタル」)

 

 

番組制作スタッフの証言に辿り着いた。

 


「出演してくれる日本人は、自薦することも あれば、他薦の場合もある。 ただ、世界の秘境で暮らす日本人を 見つけるのが難しくなってきているのが現状だ。たとえ見つけ出しても取材をさせていただけない。扱ってもらいたくない方もおり、私たち番組スタッフは その点で苦慮している」(女性AD)

 

 


「取材対象者となった日本人の方とは まずは電話や電子メールで 交渉するところから はじまる。スタッフ・ルームのデスクから かけている。おもに、海外で暮らすようになった経緯、生い立ちなどのエピソードを聴く」(同)

「最近はネットが発達し、日本人の情報は わりと 入ってくるが その中における取材対象者は ごくわずかだ。そうして取材の許諾を経て、住んでいらっしゃる現地を 訪ねるのが パターンとなっている。しかし、日本人の方には、映像を撮りため、ご本人にインタヴューをかさねていた1週間目ごろに『やっぱり』と、事情があってNGとなる方もいる。皆さん、色々な事情が あるようだ」(同)

 

 

前掲 弁護士団体によると、少なくとも4回の放送分が 「女性信者」だったという。もっとも、日本人が教団の『宣伝』を目的とし、その普及をインセンティブとしていた出演であったならBPOの審議をうける身だろう。だがしかし、いちいち「※あくまで個人の感想です」のテロップを流せというのか。

 

 

「現地には2週間ほど いる。素材があつまらないときはには1ヶ月近く滞在するが、毎日こなす送り迎えなど、日本人の方の普段どおりの生活を追ってこそだ」(同)

 

 

 

「女性信者」とされる日本人を「悟っていらっしゃる」といったゲストの『押し』は、たしかに今思えば『宣伝』だったが。