読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

【東京五輪招致】イエローカード2枚目に









組織的行為か 測りかねるが、事の成り行きでは「五輪 返上」も。いっそ、開催都市の知事も一緒に投げ売り、この「黒い霧」は、スポーツマンシップの世をつくる いい機会か。


〈2020年夏のオリンピックの東京への招致に関連して日本側が国際陸上競技連盟に協賛金を支払ったと指摘されている問題で、フランスの検察当局は、日本の銀行の口座から、国際陸連の前会長の息子に関係するとみられる会社にオリンピック招致の名目でおよそ2億2000万円が振り込まれた可能性があるとして贈収賄などの疑いで捜査していることを明らかにしました。/この問題は、WADA=世界アンチドーピング機構の第三者委員会がことし1月、2020年夏のオリンピックの東京への招致を巡って、日本側が国際陸連などに多額の協賛金を支払ったと指摘したもので、フランスの検察当局が捜査を進めています。/検察当局は12日、これまでの捜査結果を公表し、日本の銀行の口座から国際陸連のディアク前会長の息子に関係するとみられるシンガポールの会社宛てに、2013年の7月と10月の2回にわたって、「東京オリンピック招致」の名目でおよそ2億2000万円が振り込まれた可能性があるとしています。そのうえで、金銭を不正に受け取った可能性があるシンガポールの会社などの関係者を贈収賄などの疑いで捜査していることを明らかにしました。〉(13日 NHKニュース)


IOC総会で「東京」に決定したのは2013年9月だったが、第1回投票過程において得た票数は42票だった。ライバルのマドリードイスタンブール両都市が共に26票だったことから次の考察ができる。この両都市が立候補辞退等の裏取引をすれば40票は可能であったと思われるのだ。

そもそもイスタンブールは身内の「中東・委員」から票を こぼした。トルコの政治経済が世俗派ゆえに「靡く」ことは本国にも波及しかねない。また、2013時9月当時、トルコはEU圏 加盟を進めていたが、今より数十倍、EU加盟国は「クルド人弾圧」を非難していた。こうした都市特有の事情が、決選投票における いわば「ユーラシア・委員」の大量造反を招いたわけである。


マドリードは さらに複雑となる。都市としての資格を用いた立候補でありながら、この都市は、文化、風習、歴史等の観点から定義しうるところの事実上の「飛び石 国家」だ。独自税財政までも含めた権限を主張する都市には、同様の「飛び石」を国内に抱える大票田のEU加盟国も 「靡く」わけにはいなかったのである。